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2022.05.11
注文住宅の流れと期間は?スムーズに進めるポイントもわかりやすく解説
マイホームの購入を考える上で、理想の住まいを形にできる注文住宅に憧れを持つ方は多いでしょう。
しかし、住宅取得費用や完成までの流れが、建売住宅や分譲マンションに比べ、分かりにくいとの声もあります。
そこで今回は、注文住宅の流れと期間について解説していきます。
マイホーム購入を検討中の方は、ぜひとも最後までお付き合い下さい。
注文住宅を建てる流れと期間
注文住宅完成までの流れと期間をまとめています。
家づくりをスムーズに進めるためにも、一通りの流れを把握して、準備や段取りに臨みましょう。
- ステップ1.イメージづくり
- ステップ2.資金計画
- ステップ3.土地探し・施工会社探し
- ステップ4.間取りの設計と見積もり
- ステップ5.建築プランの決定・工事請負契約
- ステップ6.着工
- ステップ7.完成・引渡し
順番に解説します。
ステップ1.イメージづくり
建築会社を探す前にどんな家に住みたいかを考えることが重要です。
現在の住まいの不満やライフステージの変化を考慮しつつ、1ヶ月程度を目安に理想の住まいのイメージを固めておきましょう。
ステップ2.資金計画
資金計画では、現在の年収と貯蓄額をもとに大まかな予算を決定します。
1ヶ月程度の期間で家計の見直しをして、住宅費用に充てる金額をあらかじめ想定しておきましょう。
ステップ3.土地探し・施工会社探し
土地探し・施工会社探しでは、インターネットを使用して相場観を養い、建築会社ごとの強みや特徴を把握するように努めて下さい。
土地探しは時間がかかりますので、3〜6ヶ月程度を目安に、施工店と並行して探すとよいでしょう。
ステップ4.間取りの設計と見積もり
施工会社を絞った後は、予算や要望などを伝えて建築プランと見積もりの作成を依頼します。
施工会社とのコミュニケーションを密にして、理想の住まいのイメージをきちんと伝えることが重要です。
1〜3ヶ月程度の期間を目安とし、このタイミングで住宅ローンの事前審査を通しておきましょう。
ステップ5.建築プランの決定・工事請負契約
建築プランが決まったら施工会社と工事請負契約を締結します。
契約自体は1日で完了しますが、当日に契約内容すべてを理解することは難しいので、事前に雛形などを用いて契約内容に目を通しておいて下さい。
請負契約後に建築確認申請を行い、住宅ローンの本審査を申し込みますが、着工までの期間は2〜3ヶ月程度を想定しておきましょう。
ステップ6.着工
着工前に近隣住民へ挨拶して、近隣トラブルのリスクを回避しましょう。
工事の騒音や通行止めなど迷惑をかけることがありますので、細やかな配慮が求められます。
工事期間は3〜4ヶ月程度ですが、天候など外部要因に左右されることに注意が必要です。
ステップ7.完成・引渡し
完成後に竣工立会を実施して、不具合があれば引き渡しまでに手直しを依頼して下さい。
引渡し当日に融資実行、登記完了後に鍵や保証書を受け取ります。
入居後1ヶ月程度は設備の不具合などに注意しておきましょう。
注文住宅の流れをスムーズに進めるポイント3つ
注文住宅の流れをスムーズに進めるポイントをまとめています。
準備段取りを疎かにせず、計画性を持って行動しましょう。
- 家族同士で事前にこだわりを共有しておく
- 資金は余裕を持って用意しておく
- 入居希望日から逆算してスケジュールを組む
順番に解説します。
家族同士で事前にこだわりを共有しておく
一つ目のポイントは、家族同士で事前にこだわりを共有することです。
予算の都合上、すべての希望を叶えることは現実的ではありません。
妥協できないポイントを共有して、建築プランにメリハリをつけるとよいでしょう。
資金は余裕を持って用意しておく
住宅取得費用の内、諸費用については現金で用意することが一般的なので、資金に余裕を持たせておきましょう。
資金計画にも幅を持たせられるので重要なポイントです。
入居希望日から逆算してスケジュールを組む
入居希望日から逆算してスケジュールを組むこともスムーズに進めるためのポイントの一つになります。
ライフイベントに合わせて早めに動き出すことが、理想の住まいを作る第一歩です。
注文住宅の購入時に必要な書類
注文住宅の購入に必要な書類は下記の通りです。提出を求められて慌てないようにあらかじめ準備しておくと、手続きがスムーズに進みます。
本人確認書類・所得証明・印鑑証明・住民票・設計図書・見積もりなど |
注文住宅の流れに関するよくある質問
注文住宅の流れに関するよくある質問をまとめていますので、自分たちの家づくりをイメージしながら見ていきましょう。
- 着工から家が建つまでの期間はどのくらい?
- ハウスメーカーが契約を急かす場合はどうすればいい?
- 注文住宅の流れは土地ありと土地なしでどう違う?
- 住みたい場所に土地がない場合はどうする?
順番に解説します。
着工から家が建つまでの期間はどのくらい?
着工から完成までの期間は最低でも5〜8ヶ月程度を想定しておきましょう。
土地の取得が不要であれば期間は短くなりますし、計画次第で完成までの期間は変わりますので、準備や段取りが重要であるといえるでしょう。
ハウスメーカーが契約を急かす場合はどうすればいい?
ハウスメーカーが契約を急かす場合であっても、自分たちが納得できない限りは契約を結ぶべきではありません。
納得できるまで話し合いを続けることが、後悔しない家づくりの近道です。
注文住宅の流れは土地ありと土地なしでどう違う?
土地ありのケースの方が、建て替えに伴う取り壊しが必要であっても、完成までの期間が短くなります。
資金計画もシンプルになるため、完成までの流れはスムーズになるといえるでしょう。
住みたい場所に土地がない場合はどうする?
住みたい場所に土地がない場合、希望エリアを広げて検討することも必要です。
土地探しは巡り合わせ次第ともいえますので、こだわりが強すぎると計画が前に進みません。
どうしても見つからない場合は、条件の見直しをおすすめします。
まとめ:注文住宅の流れと期間を事前に把握しておこう
注文住宅の完成までのイメージは分かりづらい部分も多く、ライフイベントに合わせて計画を立てるためには、流れと期間を把握することが重要です。
また、頭金などの予算面から考えると、さらに早い段階から家計を見直し、住宅費用に回せるお金を想定しておくとよいでしょう。
桧家住宅では、お客様のご要望に合わせた商品ラインナップを取り揃えています。
注文住宅のことでお悩みの方は、お気軽にモデルハウスへ足をお運び下さい。