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2021.11.17
土地選びの優先順位とは?実際に選ぶ際の注意点も検証
目次
マイホームを考える際、建物・内装を考える前に、まずどこに住みたいか「土地」を先に決める必要があります。
そして、住まいの住み心地には、建物はもちろんですが、まずその土地の住環境が大きな影響を持っています。希望にあった土地を選ぶためには、それぞれの家庭による優先順位をはっきりとさせて決めていくことが大切です。
そこで今回は、土地選びにおける優先順位の決め方、選ぶ際の注意点などを紹介します。
土地選びの優先順位は人によって異なる
土地選びは、住んでからの生活にあらゆる影響を与えるため、さまざまな視点から検討する必要があります。その判断基準は各家庭のライフスタイルによって違ってきます。
たとえば、子供のいないご夫婦や子育てが終わって二人の時間を過ごす家庭、これから子育てをしていく家庭では、それぞれ求める環境が異なってきます。各々の状況に合った、生活の仕方をイメージしてみましょう。
また、具体的な優先順位についてポイントを押さえ検討することで、納得のいく土地選びができます。
マイホームはとても大きな買い物であり、何か気になることが後から出てきても、気軽に引越しのできるものではないため、慎重になることでしょう。
しかし、一つ注意しておく点として、すべてを叶える土地はないということです。利便性の高い人気の土地は値段が高くなり、予算が合わないといった問題が生じます。
だからこそ土地選びに重要なのは、ここは譲れないという条件を2〜3点ほど挙げておき、他には順番をつけておくことです。そうすれば、良さそうな土地に出会った際、スムーズに判断することができます。
その優先順位を決めるためにも、何が優先すべきことでどれを外せるのかを、家族でしっかりと話し合うことが大切です。
土地選びで大切にすべきポイント
では、土地選びで大切にすべきポイントにはどんなことがあるのでしょうか。
そこで挙げられるのは、下記の5点です。
・交通アクセスの利便性
・自然環境
・周辺の施設の充実度
・子供の学区や教育環境
・住環境や治安
一つずつ詳しく解説していきます。
交通アクセスの利便性
交通アクセスの良さは、通勤や通学のために毎日実感することになります。
特に、
・最寄駅からの距離や
・勤務先・学校までの所要時間
・主要な駅へはアクセスしやすいか
が大きなポイントです。
上記に加えて、実家までのアクセスや、駅付近に駐輪場があるかどうかなどもチェックすべきです。
また、ラッシュ時の電車の本数や、その時間帯も調べておくとより安心です。
逆に普段家にいる時間がほとんどである場合には、交通アクセスより周辺環境を重視するべきという見方もあります。
交通アクセスの良さは、今後の働き方も考慮してみましょう。
自然環境
お子様のいる家庭では、周辺に子供がのびのびと遊ぶことのできる緑地や公園、広場があるかなどが重視するポイントとして挙げられます。子供のいない家庭でも、豊かな自然に囲まれ、ゆったりと穏やかに暮らしを好まれる方もいます。
確認すべきこととしては、
・周囲に公園や緑地があるか
・家の周りの日当たりや風通しが良いか
・自宅から緑が見えるのか
などです。
自然環境を重視する場合は、都心へのアクセスのしやすさが欠ける場合があるので、どちらが優先順位が高いのかを検討する必要もあります。
周辺の施設の充実度
毎日の生活を豊かにするために、周辺の日用品や食料品の買い物施設や医療機関も、必要不可欠なものとなります。
確認しておきたい点としては下記の通りです。
・歩いて行ける場所に、コンビニやスーパーはあるか
・医療施設や、日常使いできる飲食店はどこにあるか
・金融機関や郵便局など、近くにあれば便利な施設はあるか
日常生活を送る想像をしてみて、不便さを感じないか、などは必ず見ておきたい点です。
子供の学区や教育環境
子供を公立学校に通わせる場合は、「評判の良い学区に通わせたい」という声をよく聞きます。
その場合は、「どの学区の学校に通うことになるか」ということを事前に調べましょう。
また、通わせるのが私立や公立において配慮すべき点は、
・通わせる予定の小中学校への距離
・塾や習い事の環境
・図書館、博物館などの教育施設の充実度
・学校外の学童保育などの子育て支援施設の有無
・近隣に子育て世帯が多いかどうか
ということです。
子供の学区や教育環境については上記も把握しておくと、より良い生活イメージが湧きます。
住環境や治安
家の周辺の治安や安全性、またその土地自体の安定性なども重要なポイントです。
具体例として、
・近隣のトラブルや、治安が悪い施設の有無
・犯罪発生率
・夜間も街灯の明るさがあるかどうか
・周辺に騒音のある施設や道がないか
・地盤が安定しているかどうか
という点です。
治安の良し悪しは、事件事故発生率などを事前に確認したり、周辺の時間帯を変えて歩いてみると分かることが多いです。
また、自然災害など発生する可能性のある影響の予想は、ハザードマップをチェックしてみてください。
選ぶ際は実際に足を運ぶのがおすすめ
これまでご紹介したポイントは、ネットでの情報や地図上で調べてみると見えてくることです。
ただ、同時にネットや資料だけでは周辺の様子や雰囲気などは分かりづらく、実際に現地を訪れてみると想像と異なっていたというケースが生じます場合も。
そのため、現地に必ず足を運び、自らの目で確認し体感することが重要です。駅までは坂があるかどうか、歩き難い・交通量の多い道ではないか、など地図上では見えにくい部分が見えてきます。
土地は後から変えることができないため、後悔のないように必ずチェックするようにしましょう。
まとめ
今回は、土地選びの際の優先順位のつけ方、注意すべきポイントを紹介しました。
まず土地選びの際には、各家庭のライフスタイルに合った環境を選べるように、しっかり家族と話し合って優先順位をつけることが大切です。
そして、あらゆる角度からその土地を確認し、実際に現地をじっくりチェックすることで、納得のいく土地選びができます。
桧家住宅では土地選びから、快適な住まいづくりを提案しております。どんなに些細なお悩みにもお客様に寄り添って提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談下さい。