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2021.05.31

住宅ローンはどうやって借りるのか?住宅ローンの借り方・融資までの流れ



こんにちは桧家住宅 加古川・高知展示場です。

 

今回は「住宅ローンを借りるときの流れとは?」、「審査ってどんなもの?」、「審査にかかる時間の目安が知りたい」といった住宅ローンの基本について大まかに解説していきます。

 

事前審査と本審査の違いといったポイントも、あわせて確認していきましょう。

 

住宅ローンの審査の大まかな流れ

住宅ローンの審査は、「仮審査」と「本審査」の2回の審査を行います。

各審査でそれぞれ、1週間~2週間ほどの時間がかかります。

 

そのため住宅ローンの審査は、前後することはあるものの、申し込みからすべて完了するまでに1ヶ月以上かかります。

 

まずは、手続き完了までどのような流れと所要時間の目安を見ていきましょう。

 

住宅ローン審査のステップ

(1)購入する物件を決める

当然ではありますが、希望する物件が決まってから住宅ローンの審査に入りますので、まずは購入する物件の目星をつけましょう。

 

(2)住宅ローンの申し込みをする(数時間)

続いて、物件と同様に住宅ローンについてもしっかり情報を集め、どれを利用するのか決定します。

住宅ローンと一口にいっても様々な種類があります。

以下の記事を参考に、どういった条件で借りるかを決めましょう。

「家を買うなら必見!住宅ローンの金利タイプや借り入れ方法・注意点まとめ」

 

住宅ローンの申し込み自体はそれほど時間がかかりません。

申し込み窓口の混雑具合にもよりますが、1時間から数時間程度で終わります。

 

(3)事前審査(およそ1週間)

申し込み後、売買契約をするまでのタイミングで事前審査(仮審査)を行います。

 

事前審査は早ければ2~3日で終わるケースもありますが、1週間ほどはかかると考えておきましょう。

 

(4)不動産売買契約(数時間)

仮審査が通った段階で、いよいよ不動産売買契約です。

こちらも申し込みと同様に、契約に必要な書類の記載だけなら数時間で完了します。

 

(5)本審査(およそ1~2週間)

売買契約書をもとに行われる本審査は、1~2週間程度かかりますが、3~4週間かかるケースもあります。

特にネット銀行の場合には、各種個人情報・信用情報の確認に時間を要しやすい傾向にあります。

 

(6)契約

無事、本審査にも通ったら、いよいよ住宅ローンの「金銭消費貸借契約」に移ります。

 

(7)融資実行

不動産業者や司法書士などが入り、最終確認を行った上で問題がなければ融資実行です。

このあとに利用条件を満たしている方は「住宅ローン控除」や「すまい給付金」の申請を行いましょう。

 

住宅ローンの事前審査(仮審査)

ではここからはそれぞれの項目を詳しくみていきましょう。

まず、住宅ローンの事前審査では、収入などの個人情報について審査が入ります。

申し込みそのものは「申込書に必要な情報を書き込んでいく」とい作業だけなので、時間はかからず、最近ではインターネット上で事前審査の申し込みを受け付けているケースもあります。

どちらを選ぶかによって審査結果が変わるわけではないので、都合にあわせて使いやすい方を選んでください。

 

書類を書き込む際もインターネット上で申し込む際も、重要なのは正直な情報を記載すること。誤った情報を記載することで審査落ちに繋がりかねません。

 

なお、「仮審査に通らなかった」という経験は決してめずらしいものではありません。

「仮審査に通らない=住宅を購入できない」と諦めずに、一度不動産業者に相談してみましょう。

 

住宅の売買契約をする

事前審査に通った段階で「購入に必要なお金の準備ができている」状態になります。

この段階で住宅メーカーや不動産会社との売買契約に進みます。

契約時には「売買契約書」という書類を書くことになりますが、この書類は本審査で必要になります。

 

このタイミングで「手付金」を支払いますが、手付金を支払ったあとに本審査に落ちてしまうということも十分あり得ます。

そうしたときのために、「手付金が戻ってくる」という住宅ローン特約も用意されています。

 

住宅ローンの本審査

前述のように、「仮審査に通ったから安心」というものではなく、そのあとの本審査で落ちるケースもあります。

 

例えば事前審査の際に自己申告書類の内容と、本審査で提出した情報が極端に異なっている場合、本審査に響く可能性があります。

 

「源泉徴収票」や「確定申告書」、他社での借入があるなら「残高証明書」など必要な書類をきっちり集めて、正確に申告しましょう。

 

本審査に通過したら住宅ローン契約を締結

本審査を通過したら融資実行契約を行います。

 

このとき「金銭消費貸借契約」が必要になります。

まずは、金銭消費貸借契約にて金融機関を決めましょう。

 

本審査に通ったからすべて問題がないわけではなく、場合によっては、金融機関を指定されるケースもあります。

本審査に通ったあとも、最後まで気を抜かずに進めていきましょう。

 

住宅ローンの融資実行

融資実行の際には、不動産業者や司法書士などを含めて借主についての本人確認や、登記にまつわる書類の確認など事務的な業務を進めていきます。

 

すべての手続きが完了し、特に問題がなければ、融資実行となります。

だいたい1時間ほどで、指定先の口座へ融資金が振り込まれるでしょう。

融資金が振り込まれたのを確認したらそこで清算、領収書のやりとり等を終わらせ、契約完了となります。

司法書士はそのあと法務局にて、抵当権設定登記などを行います。

 

なお、金利については、この日時点の金利が適用されるようになります。

 

「住宅ローン控除」や「すまい給付金」の申請

このタイミングで、各種控除や給付金の申請も行っておくとよいでしょう。

 

「住宅ローン控除」とは、正式名称を「住宅借入金等特別控除」という制度のことです。

住宅ローンを使って住宅を購入した場合に、一定の割合にあたる金額が所得税から控除されるというものです。

また、控除を使うときには、その年に必ず確定申告をしなければいけません。

必要な書類についてよく確認し、準備しておきましょう。

 

「すまい給付金」は、近年の消費税増税によって負担が大きくなってしまった住宅購入者に対し、給付されるお金のことです。

申請によって、最大30万円までの現金を受け取れるようになります。

具体的な金額は年収などの条件によって異なりますが、負担の軽減に役立ちますのでこちらの申請も考慮するとよいでしょう。

 

事前審査と本審査の違いとはなんなのか?

このように「事前審査」と「本審査」2つの審査があります。

 

事前審査では主に「年収」、「希望する融資額」、「年収に対する返済額の割合」といった、金銭面と個人の信用にかかわる部分の審査。

そして、「勤務形態」、「勤続している年数」、「勤務先の信用度」など、仕事や勤務先のことについての審査が行われます。

 

それに対して本審査では、より細かい情報と「健康状態」や「物件の担保評価」といったポイントも審査されます。

 

例えば「借地権」が設定されている物件の場合には、担保評価が低くなりますので、借り手が返済不能になったときには、購入物件が融資額に耐えられるかを確認するといったようなことが行われます。

 

自分はいくらまで借りれられる?大まかな借入可能額とは

住宅ローン審査ではしっかりと返せるか?ということが大きなポイントとなりますので、審査に通りやすくするためにも、まずは大まかな借入可能額を知っておきましょう。

 

借入可能額は人によって異なりますが、住宅ローンのシミュレーションができるサービスなどもネット上には存在します。

ただし、シミュレーションは簡易的なものとなっておりますので、家を購入したいとなったら一度不動産業者に相談をすることをおすすめします。

 

まとめ

住宅ローンの申し込み手続きそのものはそれほど時間がかかりませんが「事前審査」と「本審査」ではそれぞれに時間がかかり、1ヶ月程度は時間が必要です。

 

あらかじめ準備できることは準備しておき、スムーズに進められるよう心がけましょう。

 

建匠では多くのご夫婦・ご家族からのご相談も多くお受けし、お家づくりをサポートさせていただいております。

 

住宅ローンに関しては専門家に相談するのがおすすめです。

 

建匠では、住宅ローンの専門家「住宅ローンアドバイザー」が住宅ローンに関してのお悩みを解決いたします。

住宅ローンのことでお悩みなら、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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